埼玉県内の女子高校生をワイヤーロープで巻きつけ、自宅に監禁したとして、横浜市の会社経営の男が逮捕監禁の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは横浜市鶴見区の会社経営、後藤弘泰容疑者(44)です。警察によりますと、後藤容疑者は5日午後7時半過ぎ、横浜市内にある自宅のマンションの部屋で、埼玉県内の公立高校に通う女子生徒の体にワイヤーロープを巻きつけて部屋の鉄パイプと結び、脱出できないようにしていたとして、逮捕監禁の疑いが持たれています。
女子生徒にけがはないということです。女子生徒については、自宅に帰ってこないとして、家族がおよそ1か月前に警察に届け出ていたということです。
女子生徒は携帯電話を取り上げられていましたが、5日夕方になり、ゲーム機を使って埼玉県警の専用ホームページに設けられた通報システムを利用して「拘束されていて逃げられない」と通報し、警察が監禁されていた場所を特定したということです。
調べに対し後藤容疑者は「女子生徒とはSNSで知り合い、自宅で監禁していたことは間違いない」と容疑を認めているということで、警察は動機やいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB