群馬県は、6日、新たに県内で6人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち1人は、すでに4人の感染が確認されている太田市のクラブの利用客で、県は感染者の集団「クラスター」が発生したとして、この店を利用した人は最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。
群馬県によりますと、6日、高崎市で、30代の会社員の男性と50代の会社経営の女性、それに50代の無職の男性の3人、伊勢崎市で20代の無職の男性、10代の会社員の女性の2人、それに栃木県に住む20代の会社員の女性の、合わせて6人の感染が確認されました。
このうち、伊勢崎市の10代の会社員の女性は、すでに従業員や利用客など4人の感染が確認されている太田市飯田町にあるクラブ「ZANZABAR」の利用客だということです。
女性は今月3日から味覚や嗅覚に異常があり、感染者が確認された先月26日にこのクラブを訪れていたことから、5日、医療機関で検査を受け、6日陽性と判明したということです。基礎疾患は無く容体は安定しているということです。
県ではこのクラブで感染者の集団「クラスター」が発生したとして、感染者が確認されている先月24日と26日にこの店を利用した人は最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。
県によりますと、7日以降クラブの利用客21人について検査を行うことにしています。
県内で感染が確認された人はこれで208人となり、このうち19人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB