茨城県内では8日、新たに12人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。これで、県内で感染が確認された人は合わせて380人となりました。
茨城県と水戸市によりますと8日、県内で新たに12人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
このうち、常陸大宮市の60代の女性は、那珂市のカラオケ店「カラオケはる」の店主で、複数回この店を利用していた那珂市の70代の無職の男性と日立市の70代の自営業の男性の感染も確認されました。
これで、このカラオケ店での感染確認は利用者と店主の合わせて7人となり、茨城県はこの店で感染者の集団=クラスターが発生したとしています。また、このカラオケ店をめぐっては店を利用した後に感染が判明した女性の家族で城里町に住む40代の自営業の男性の感染も確認されました。
このほか、城里町の80代の無職の女性、東海村の70代の男性会社員、常総市の20代の自営業の男性の感染が確認されました。
また、すでに感染が判明している人の濃厚接触者で、城里町の70代の自営業の男性、常陸大宮市の50代の団体職員の女性、つくば市の30代の無職の女性、それに水戸市の幼い女の子と古河市の幼い男の子の感染も確認されています。
これで茨城県内で感染が判明した人は合わせて380人となりました。
このうち死亡した人は10人です。
一方、8日までに新たに25人の症状が回復したということで、これまでに退院した人などは合わせて267人となっています。
-- NHK NEWS WEB