名古屋市営バスの49歳の運転手の男が覚醒剤を使用していた疑いで警察に逮捕されました。11日朝も乗客を乗せてバスを運転していたということで、警察が覚醒剤の使用状況などを調べています。
逮捕されたのは、名古屋市営バスの運転手で、名古屋市守山区に住む馬場信次容疑者(49)です。
警察によりますと、今月2日ごろから11日までの間に若干量の覚醒剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の疑いが持たれています。
馬場容疑者は民間のバス会社の社員で、会社が委託を受けた名古屋市営バスの営業所に勤務し、11日も早朝から乗客を乗せてバスを運転していたということです。
警察が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕したイラン人の男の携帯電話から馬場容疑者が浮上し、11日朝の乗務を終えたあと任意同行を求め尿の鑑定をしたところ、覚醒剤の反応が出たということです。
調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
また、警察は、同じ捜査の過程で浮上した名古屋市千種区役所の民生子ども課の主事で、生活保護のケースワーカーの星合崇秀容疑者(39)についても、若干量の覚醒剤を使用したとして覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕しました。
調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は覚醒剤の入手のいきさつや使用状況などについて調べています。
-- NHK NEWS WEB