11日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、8日ぶりに値下がりしました。前の日に比べ大幅に上昇して取り引きされていましたが、残り1時間で急速に値下がりする不安定な値動きとなりました。
11日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて104ドル53セント安い、2万7686ドル91セントでした。
ダウ平均株価の値下がりは、8日ぶりです。
この日は、景気の先行きへの期待から取り引き開始直後から大きく値上がりし、一時、2万8000ドルを回復しましたが、取り引き終了まで1時間となってから急速に下落し、一日の値幅が500ドルを超える不安定な値動きとなりました。
一方、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、大幅に値下がりし、3日連続で下落しました。
市場関係者は、「このところ、IT関連銘柄を売って当面の利益を得て、その他の銘柄に資金を振り向ける動きが続いていたが、夏休みで市場参加者が少ないこともあって、荒っぽい値動きになった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB