新型コロナウイルスの影響で、売り上げが落ち込んだ事業者に現金を支給する「持続化給付金」を、不正にだまし取ったとして、神戸市などに住む3人の男が逮捕されました。警察によりますと、3人が関与した申請が100件以上行われているということで、警察は余罪について調べています。
逮捕されたのは神戸市東灘区の会社役員、依田利大容疑者(48)と、神戸市兵庫区の飲食業、中筋裕介容疑者(43)、それに大阪 堺市堺区の飲食店経営、樋口雄斗容疑者(27)の3人です。
警察によりますと3人は先月、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだ事業者に支給される「持続化給付金」を、職業や収入の状況を偽って申請し、給付金100万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
「持続化給付金」は確定申告の書類などを添付して申請し、認められれば個人事業主には最大100万円が支給されます。
警察によりますと、3人が関与した申請がほかにも100件以上行われているということで、警察は余罪について調べています。
-- NHK NEWS WEB