ことしの夏休みの過ごし方について、帰省や旅行を控えて自宅で過ごすという人がおよそ7割に上ることがマーケティング会社の調査でわかりました。
このアンケート調査は、ことしの夏休みやお盆の過ごし方について18歳から49歳の男女436人を対象に先月、インターネットを通じて行われました。
それによりますと、帰省や旅行はせずに、買い物に出かけたり仕事をしたりするなど、「自宅で過ごす」と答えた人がおよそ7割に上りました。
さらに、子どもがいる家庭では9割が「実家に帰省しない」と答えています。
理由としては、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して、「実家の両親が高齢で不安」といった回答が目立ち、オンラインで帰省を済ませる人もいるということです。
一方で、自宅にいながら休みを楽しむ工夫もみられ、室内や庭でキャンプ道具を使って過ごすとか、お風呂にぬるめのお湯をためてプールにして遊ぶという回答もありました。
調査を行ったマーケティング会社「ネクストレベル」は「ステイホームを意識しながら工夫して楽しもうとしていることが分かった。本当は出かけたいという声も多く、我慢の休暇となっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB