新潟県のきのこの生産販売会社の「雪国まいたけ」が来月、東京証券取引所に5年ぶりに株式を再上場することになりました。
再上場するのは新潟県に本社がある、きのこの生産販売会社の「雪国まいたけ」で、東証は14日、来月17日に株式を上場させることを承認しました。
上場する市場が東証1部か2部のどちらになるかについては、今後、株式の売り出し価格の決定後に決まる予定だとしています。
「雪国まいたけ」は、かつて不適切な会計処理が発覚し、その後も創業家と経営陣の対立が深刻化して経営が混乱しました。
2015年には、アメリカの投資ファンド「ベインキャピタル」が子会社化し、東証2部への上場を廃止していました。
「雪国まいたけ」は、5年ぶりの株式の再上場で得た資金をネット通販の強化など、今後の成長に必要な投資に充てるとしています。
-- NHK NEWS WEB