就職活動に、ブロックチェーンの技術を活用する実証実験を大学や企業が始めることになりました。
データを追跡できる機能などをいかして企業が勝手に学生の情報を引き出せないようにし情報の開示先や内容を学生がみずから選べるようにします。
慶應義塾大学が行う実証実験には大手銀行や保険会社が参加し、システムの開発は都内のベンチャー企業が手がけます。
就職活動をめぐっては、去年、就職情報サイトの運営会社が学生の個人データを無断で企業に提供していたことが問題となりました。
実証実験では、学生がスマホなどを通じて自分の成績やサークルなどの活動実績などを入力し、企業側がこうした情報を閲覧するシステムをつくります。
-- NHK NEWS WEB