18日の東京外国為替市場は、アメリカ経済の先行きに対する警戒感から、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は大きく値上がりしました。
午後5時時点の円相場は、17日と比べて96銭円高ドル安の1ドル=105円52銭から54銭でした。
ユーロに対しては、17日と比べて72銭円高ユーロ安の1ユーロ=125円49銭から53銭でした。
ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1892から94ドルでした。
市場関係者は「17日に発表されたニューヨークの製造業の景況感を示す指数が、市場の予想を下回ったことをきっかけに、アメリカの景気の先行きに対する警戒感が高まった。加えて中国の通信機器大手ファーウェイに対する制裁をめぐり、米中の関係悪化を懸念している投資家も多く、ドルを売る動きが強まった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB