神奈川県内では22日、新たに101人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。
県や保健所を設置している自治体によりますと感染が発表された101人のうち1人が重症、1人が中等症で、このほかの99人はいずれも軽症か、症状がないということです。
また全体のおよそ4割に当たる43人が感染経路が分かっていないということです。年代別では10歳未満が8人、10代が6人、20代が32人、30代が8人、40代が12人、50代が13人、60代が12人、70代が6人、そして80代が4人となっています。このうち横浜市は男女53人の感染を発表しました。
このうち10歳未満の男の子と30代の男性の2人はそれぞれ、クラスターが発生している中区のパブの2人の従業員の家族だということで、このパブに関連する感染者は合わせて12人になりました。
また川崎市は男女18人の感染を発表しました。このうち20代のアルバイトの女性と会社員の女性の姉妹は、県外の赴任先から川崎市の自宅に帰ってきていた父親の感染が判明したことから検査を受け、陽性が確認されたということです。
横須賀市では1日としては過去、最も多い、10人の感染が発表されました。このうち市内に住む70代の女性は21日、感染が確認され、肺炎を発症していて、重症だということです。
また20代の女性は横須賀市立市民病院に勤務する看護師です。病院は同僚など45人に検査を行い、全員の陰性が確認されたため、今後も通常どおり外来の受け付けや入院患者の受け入れを行うことにしています。
このほか22日は相模原市で4人、藤沢市で3人の感染が発表されました。また神奈川県は小田原市や厚木市などの13人の感染を発表しています。
NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者はこれで4369人となり、このうち108人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB