茂木外務大臣は訪問先のカンボジアでプラク・ソコン副首相兼外相と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う両国の入国制限措置を緩和し、企業の駐在員などの長期滞在者を対象に来月上旬にも往来を再開させることで一致しました。
茂木外務大臣は訪問先のカンボジアで、日本時間の22日午後、フン・セン首相と会談し、タイからカンボジアを経てベトナムを結ぶ「経済回廊」と呼ばれる幹線道路の建設支援などを通じて、カンボジアの経済発展を今後も後押ししていく方針を伝えました。
また茂木大臣は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って制限しているカンボジアからの国費留学生の入国を早期に認める考えを示しました。
このあと茂木大臣はプラク・ソコン副首相兼外相と会談し、感染拡大に伴う両国の入国制限措置を緩和し、企業の駐在員などの長期滞在者を対象に来月上旬にも往来を再開させることで一致しました。
また、両外相はビジネス関係者などの短期滞在者の早期の往来再開に向けても協議を加速させる方針を確認したほか、茂木大臣は感染の防止に向けて医療機材の供与や技術協力を進めていく意向を伝えました。
-- NHK NEWS WEB