精密機器メーカーのオリンパスは海外や国内で販売したおよそ4150台の内視鏡を自主的に回収すると発表しました。
このうち気管や肺などを観察して診断する内視鏡、およそ3900台はほかの内視鏡と比べて感染症のリスクが高まる可能性があるほか、胆道を観察して診断する内視鏡、およそ250台については検査中に体内に部品が残る可能性があるとしています。
販売先の多くが欧米など海外の医療機関ですが胆道を観察する内視鏡は国内の医療機関にも販売されていたということで、会社ではいまも所有している可能性のある医療機関に通知して回収を進めるとしています。
-- NHK NEWS WEB