千葉県内では、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた60代の男性が死亡したほか、新たに男女合わせて43人の感染が確認されました。
千葉県によりますと、死亡したのは市川市に住む60代の男性です。
男性は今月中旬に外出先で救急搬送され、医療機関で検査を受けた結果感染が確認されました。
集中治療室で人工呼吸器を使用して治療を受けていましたが、24日死亡したということで、これで県内で亡くなった感染者は61人となりました。
また県などによりますと、新たに感染が確認されたのは10代から80代までの男女合わせて43人です。
このうち、習志野市に住む20代の会社員の女性は症状はありませんが、スマートフォン用の接触確認アプリ「COCOA」から通知があり、検査を受けたところ感染が確認されました。
都内に買い物に出かけた今月11日に感染者と接触があったと通知されていましたが、具体的な感染経路は分かっていないということです。
このほか、船橋市にある船橋競馬場では所属している20代から40代までの男性騎手6人の感染が確認されました。
いずれも症状はありませんが、現時点で6人に接触があったかどうか分からず、船橋市はクラスターが発生したという認定には至っていません。
今後、濃厚接触者の特定を行い調査を進める方針です。
これで千葉県内で発表された感染者は、合わせて2863人となりました。
-- NHK NEWS WEB