3日午前、秋田市にある秋田港に係留されていたイカ釣り漁船で火災が起き、現在も消火活動が続けられています。警察などによりますと、火災のあと、乗組員2人と連絡がとれていないということで、確認を進めています。
警察によりますと、3日午前10時ごろ、秋田市にある秋田港に係留されていたイカ釣り漁船から爆発音がして煙が出ていると、近くの会社の人から通報がありました。
現場では、消防や海上保安部が消火活動にあたっていますが、漁船は港の中を沖に向かって流され、現在も燃えているということです。
NHKのカメラの映像でも漁船から炎と黒い煙が立ち上っているのが確認できます。
秋田県漁業協同組合によりますと、この漁船は青森県東通村にある野牛漁協に所属する「第十※き宝丸」で2人乗りのイカ釣り漁船だということです。
警察によりますと、火災が起きた当時、漁船には少なくとも1人が乗っていたと見られ、火災のあと、乗組員2人とも連絡がとれなくなっているということです。
消防などが消火活動を続けるとともに、警察が、乗組員2人の安否の確認を進めています。
※「第十※き宝丸」のきは七が3つ。
-- NHK NEWS WEB