4日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は2日続けての値下がりでした。1日の値動きの幅は900ドル近くと不安定な動きとなりました。
4日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて159ドル42セント安い2万8133ドル31セントでした。
前日には800ドルを超える大幅な値下がりを記録しましたが、この日の下落幅は小幅でした。
ただ値動きは不安定で、取り引き開始直後に大きく値上がりしたあと、前の日に比べて600ドルを超えて値下がりし、1日の値幅は875ドルとなりました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、ここのところダウを上回る値下がり率を記録していますが、4日も1%を超える大幅な値下がりでした。
市場関係者は「週明け月曜日が休みのため、ここでいったん利益を確保しておこうという動きが目立った。新型コロナウイルスの感染拡大に対応した追加の経済対策にも注目が集まっている」と話しています。
アメリカは、週明け7日はレイバー・デーの祝日で、ニューヨーク市場の取り引きは行われません。
-- NHK NEWS WEB