茨城県内では、新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、これまでに県内で感染が確認された人は合わせて583人となりました。
水戸市では6人の感染が確認され、このうち、3人は、40代の夫婦と娘で10代の中学校の女子生徒です。
水戸市は女子生徒が通う中学校を7日と8日の2日間、臨時休校にし、同じクラスの生徒と接触が疑われる教職員の合わせて35人について、PCR検査を行うことにしています。
また、水戸市の50代の会社員の男性は妻が有料老人ホーム「ローズヴィラ水戸」で介護福祉士として働き、すでに感染が確認されているということです。これでこの施設と訪問診療に来ていた医師などが所属する診療所の関係で感染した人は14人になりました。
また、水戸市の80代の夫婦は、すでに感染が確認された子どもが介護のため夫婦の自宅を訪れていたということです。
また、茨城県によりますと、阿見町の未就学の男の子とつくば市の未就学の女の子は、いずれも、4日に感染が確認された未就学の女の子と同じ土浦市の認可外の保育施設に通っていたということです。
県は施設の園児と職員合わせて56人に対し、PCR検査を行うことにしています。
また、都内で勤務しているつくばみらい市の30代の会社員の男性と県内の病院を受診した千葉県の50代の男性会社員の感染も確認されました。
県や水戸市によりますと、新たに感染が確認された10人はいずれも症状はないか、軽いということです。
これで県内で感染が確認された人は合わせて583人となり、このうち14人が死亡しました。
一方、県内では、6日までに新たに4人の症状が回復し、退院した人などは489人となりました。
-- NHK NEWS WEB