長崎海上保安部によりますと7日午前5時半ごろ、長崎港の女神大橋近くに海に浮かせて船の建造などを行う「乾ドック」が漂着しているという内容の通報がありました。
「乾ドック」は長さ58メートル、幅35メートル、高さが20メートルあり、長崎港内にある建設会社の岸壁に係留されていましたが、台風の影響でロープが切れ、漂流したとみられるということです。
長崎海上保安部は航行する船に対し注意を呼びかけています。
この建設会社の支店長は「午前2時半ごろから風が強くなり、事務所が揺れるほどだった。ゴーゴーと風の音が聞こえ、窓が大きな音を立てていた。かつて経験したことがない風だった」と話していました。
-- NHK NEWS WEB