新型コロナウイルスの水際対策について、政府は、8日から、マレーシアやカンボジア、それに台湾など、5つの国と地域との間で入国制限措置を緩和し、企業の駐在員など長期滞在者を対象に往来を再開させることにしています。
新型コロナウイルスの水際対策として行っている外国人の入国制限措置をめぐって、政府は、感染状況が落ち着いている国や地域からの入国を段階的に認める方針で、これまでに、ベトナム、タイとの間で企業の駐在員など長期滞在者を対象に往来を再開しています。
これに続き、政府は、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、台湾の5つの国と地域について、8日から入国制限措置を緩和し、長期滞在者を対象に往来を再開させることにしています。
政府は、今月中にも、シンガポールとの間で、出張などの短期滞在者と長期滞在者の双方を対象に往来の再開を目指しているほか、中国や韓国、オーストラリアなどとも再開に向けた協議を進めていて、感染防止策を図りながら人の移動を徐々に活発化させることで、経済の回復につなげたい考えです。
-- NHK NEWS WEB