台風10号による大雨で住宅などが押し流され、建設会社の関係者4人の行方が分からなくなっている宮崎県椎葉村の現場では、8日
警察や消防など200人以上が出て大規模な捜索を行いましたが見つからず、9日も朝から捜索が再開されました。
宮崎県椎葉村では台風10号で500ミリを超える雨が降り、下福良地区の山の斜面が崩れて建設会社の社長の自宅と事務所が押し流されました。
70代の社長は土砂の中から自力で脱出しましたが、60代の妻と30代の息子、それにベトナム人の技能実習生でいずれも20代の男性2人の合わせて4人の行方が分からなくなっています。
8日は警察や地元の消防団など260人の態勢で捜索が行われ、現場付近のほか、土砂が流れ込んだ川の下流でも活動を続けましたが見つからず、捜索は午後8時でいったん打ち切られました。
9日は午前8時前から消防などが捜索活動を再開し、引き続き4人の手がかりをさがしています。
-- NHK NEWS WEB