去年のラグビーワールドカップの開会式の日に、会場近くを飛行していた陸上自衛隊などのヘリコプターに向けてレーザー光線をあてたとして、53歳の会社員が威力業務妨害の疑いで書類送検されました。調べに対し「騒音に腹が立った」と話しているということです。
書類送検されたのは、東京 府中市の53歳の男性会社員です。
警視庁によりますと、会社員は去年9月、上空を飛行していた陸上自衛隊と東京消防庁のヘリコプターに向けて、自宅の庭からレーザー光線をあてたとして、威力業務妨害の疑いが持たれています。
この日は、会社員の自宅から1キロほど離れた会場でラグビーワールドカップの開会式が行われていて、ヘリコプターが警戒にあたっていたということですが、レーザー光線の影響で飛行経路などの変更を余儀なくされたということです。
警視庁によりますと、会社員が使っていたのは天体観測用のレーザーポインターで、調べに対し容疑を認め「複数のヘリコプターが上空を旋回していたので、騒音に腹が立った」と話しているということです。
-- NHK NEWS WEB