週明けのニューヨーク株式市場は、IT関連銘柄を中心に買い戻しの動きが出て、ダウ平均株価、ナスダックともに大幅に値上がりしました。
週明け14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて、327ドル69セント高い、2万7993ドル33セントでした。
先週、大きく値下がりした反動でこの日は、買い戻しの動きが続き、IT関連銘柄の多い、ナスダックの株価指数も大きく値上がりしました。
動画共有アプリ「TikTok」のアメリカ事業の買収で交渉相手となったソフトウエア大手のオラクルや、日本のソフトバンクグループから、半導体開発会社を買収することになった半導体大手のエヌビディアの株価がいずれも大幅に上昇しました。
市場関係者は、「新型コロナウイルスのワクチン開発への期待も買い注文につながっている。一方で、追加の経済対策をめぐってアメリカ議会での与野党の折衝が進んでいないことへの懸念もある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB