NHKが音響効果を委託している会社の社員が、ことし6月、番組などの映像が入った記録媒体をNHK放送センター内で紛失し、NHKは関係者に謝罪しました。
ことし6月、NHKが音響効果を委託している会社の社員が、東京 渋谷のNHK放送センター内のトイレに記録媒体を置き忘れて紛失しました。
この記録媒体には、当時未放送だったリポート3つのほか、必要な加工が施される前の映像が含まれたリポートや番組、少なくとも7つが入っている可能性が高いことがわかりました。
記録媒体は、委託会社の所有で、パスワードを設定するなどの適切な措置は取られていませんでした。
NHKは、関係者に謝罪するとともに委託事業者に対して再発防止の徹底を要請しました。
NHKは「関係者や視聴者のみなさまに深くおわびいたします。委託事業者とともにNHKグループ全体で番組映像の管理の厳格化に努め再発防止に全力をあげてまいります」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB