自民党の菅新総裁について、経済同友会の櫻田代表幹事は15日の定例の会見で、創設を目指しているデジタル庁を司令塔に、企業や行政の仕組みを変革してほしいと期待感を示しました。
この中で櫻田代表幹事は「最新のデジタル技術を活用して、企業や行政の仕組みを変革するDX=デジタルトランスフォーメーションの推進は待ったなしで、菅新総裁が創設を目指しているデジタル庁の実現は大いに賛成だ」と述べました。
そのうえで「民間の登用も考えてほしい」などと述べ、菅新総裁にはデジタル化に向けた政策を重点課題として取り組んでほしいと期待感を示しました。
一方、合流新党の立憲民主党が、野党第1党として正式に発足したことについては「存在意義のある野党であってほしい。対立軸を明確にするだけでなく、代替案があってこそ、国民や与党も耳を傾けるのではないか。強い緊張感を持って国会論戦が進むことを期待したい」と述べました。
-- NHK NEWS WEB