中部空港を拠点とするLCC=格安航空会社のエアアジア・ジャパンは、先月、国内線を再開したものの、需要の回復が想定を下回っているとして、来月から再び全路線を運休することになりました。
エアアジア・ジャパンによりますと来月1日から24日までの間、拠点とする中部空港と札幌や仙台、福岡を結ぶ国内線の3路線すべてを運休とするということです。
中部空港と台湾を結ぶ国際線は、ことし3月以降、今も運休が続いています。
エアアジア・ジャパンは、新型コロナウイルスの影響で4月以降、全路線を一時、運休としていましたが、先月1日から国内線については、運航を再開していました。
しかし、需要の回復が想定を下回り、再び、すべての路線の運休を決めたとしています。
会社は、来月25日以降に運航を再開するかどうかは、検討中だとしていて、予約していた利用客には、払い戻しなどに応じるとしています。
-- NHK NEWS WEB