日銀は17日まで金融政策を決める会合を開き、今の大規模な金融緩和策の維持と、新型コロナウイルスの影響を受けた企業への資金繰り支援策の継続を決めました。
景気の現状については、経済活動が徐々に再開していることを踏まえ、「極めて厳しい状態にある」から「引き続き厳しい状態にあるが、持ち直しつつある」に改めました。
日銀は17日までの2日間、金融政策決定会合を開き、長期金利が0%程度で推移するよう国債を上限なく買い入れて市場に潤沢な資金を供給し、短期金利はマイナスにする、今の大規模な金融緩和策の維持を賛成多数で決めました。
また、新型コロナウイルスの影響を受けた企業向けの融資を金融機関が増やすよう、130兆円規模の資金繰り支援策についても継続することを決めました。
-- NHK NEWS WEB