台風10号の大雨による土砂崩れで4人が行方不明になっている宮崎県椎葉村で、17日午後、現場からおよそ3キロ離れた川岸の土砂の中から男性の遺体が見つかりました。警察が身元の確認を急いでいます。
宮崎県椎葉村下福良では、今月、台風10号の大雨による土砂崩れで、建設会社の事務所や隣接する経営者の自宅が押し流され、経営者の68歳の妻と専務で39歳の長男、それにベトナム人の技能実習生の23歳と22歳の男性の合わせて4人の行方が分からなくなっています。
警察によりますと、17日午後2時半ごろ、捜索をしていたボランティアが、現場近くの十根川をおよそ3キロ下った川岸で、土砂の中から男性の遺体を発見したということです。
身元の特定につながるような所持品は見つかっていないということで、警察は今後、DNA鑑定を行うなどして身元の確認を急ぐことにしています。
-- NHK NEWS WEB