22日のニューヨーク株式市場は、値下がりしていた銘柄を買い戻す動きが出て、ダウ平均株価は4日ぶりに値上がりしました。
22日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて140ドル48セント高い、2万7288ドル18セントで、小幅ながら、4日ぶりに値上がりしました。
このところ値下がりしていた銘柄を買い戻す動きが出て、取引終了後に決算発表を控えたナイキや、マイクロソフト、アップルなどが値上がりしました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は大きく反発して、5日ぶりの値上がりでした。
市場関係者は「金融関連株が値下がりを続けるなど、買い戻しの動きは力強くはない。FRBのパウエル議長が議会証言で追加の財政出動の必要性を指摘したが、一方で、経済対策をめぐる議会での与野党の調整は進んでおらず、懸念は続いている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB