東京都は、24日都内で新たに195人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。この中には、集団感染が起きている江戸川区の食品加工会社の工場の従業員39人が含まれています。また、感染が確認された3人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は24日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて195人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
年代別では、
▽10歳未満が7人、
▽10代が13人、
▽20代が53人、
▽30代が38人、
▽40代が32人、
▽50代が27人、
▽60代が11人、
▽70代が5人、
▽80代が5人、
▽90代が4人です。
1日の感染の確認が100人を超えるのは、4日前の今月20日以来です。
195人のうち、およそ59%に当たる116人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ41%に当たる79人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。
濃厚接触者のうち、職場内が50人で最も多く、次いで家庭内が33人、施設内が9人、会食が8人などとなっています。
このうち職場内の感染では、江戸川区の食品加工会社の工場の従業員が39人が含まれているということです。区の保健所に報告されているこの工場での感染確認は、合わせて78人に上るということです。都によりますと、この工場では従業員の検査が続いていて、
今後、さらに新たな感染が確認される可能性があるということです。
また、施設内では青梅市の青梅市立総合病院で新たに男性医師1人の感染が確認され、都に報告されているこの病院での感染確認は53人になりました。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万4648人になりました。
また、都は、感染が確認された70代の男性2人と90代の女性1人の合わせて3人が死亡したことを明らかにしました。このうち、70代の男性1人は腎臓に持病があったということです。
これで都内で死亡した人は合わせて395人になりました。
-- NHK NEWS WEB