肺炎のため入院している三笠宮妃の百合子さまは、心不全と診断され、2週間から3週間ほど入院される見通しになりました。
三笠宮妃の百合子さまは、今月24日、東京 中央区の聖路加国際病院での定期検診で、軽度の肺炎と診断され、そのまま入院されました。
宮内庁によりますと、その後に受けられた検査で、血液を送り出す心臓のポンプ機能が弱まっているため、体内に水分がたまっていることが分かり、心不全と診断されたということです。
百合子さまは、食欲もあり落ち着いた様子だということですが、投薬による治療によって、たまっている水分を排出しながらリハビリテーションに取り組むため、2週間から3週間ほど入院される見通しになりました。
一方、新型コロナウイルスには感染されていないことが確認されたということです。
百合子さまは、皇室最高齢の97歳で、およそ20年前に狭心症などの症状が認められ、心臓にペースメーカーをつけられています。
-- NHK NEWS WEB