大手映画会社「東映」のグループ会社、「東映ビデオ」は、運営するオンラインショップが不正なアクセスを受け、1万件余りのクレジットカードの個人情報が流出した可能性があると発表しました。
「東映ビデオ」によりますと、ことし5月11日にクレジットカード会社からオンラインショップの利用者のカードの情報が漏れている可能性があるという指摘があり、サービスを全面的に停止し、詳しい調査を進めました。
その結果、不正なアクセスを受けた形跡が認められ、去年5月27日からことし5月11日にかけてオンラインショップで決済をした1万件余りの個人情報が漏れた可能性があるということです。
漏れた可能性のある情報はクレジットカードの名義人の名前やカード番号、有効期限、セキュリティーコードだということです。
会社では、情報が漏れた可能性がある人に連絡をとり、身に覚えのない請求がないか確認を呼びかけるとともに、新しいカードへの交換を希望する場合は手数料なしで再発行できるよう対応するとしています。
東映ビデオは「多大なるご迷惑と心配をおかけし、深くおわびします」と話し、問い合わせの専用窓口を設け対応することにしています。
電話は0120-006-360で、午前10時から午後5時まで受け付けています。また電子メールによる問い合わせにも応じています。
アドレスは、「contact_toei-video@user-support.jp」です。
-- NHK NEWS WEB