家具や日用品を販売する「ニトリホールディングス」のことし8月までの半年間の決算は最終的な利益が497億円と、中間決算としては過去最高になりました。新型コロナウイルスの感染拡大以降、自宅で過ごす人たちのいわゆる「巣ごもり需要」で売り上げが増えました。
発表によりますと、ことし8月までの半年間の売り上げは3624億円で、去年の同じ時期より12%余り増えました。
最終的な利益は35%余り増えて497億円となり、中間決算としては過去最高でした。
新型コロナウイルスの感染拡大で自宅で過ごすいわゆる「巣ごもり需要」でキッチン用品が好調だったほか、在宅勤務に使う机やイスといった家具の販売も伸びました。
来年2月までの1年間の最終的な利益も前の年を19%余り上回る853億円になると予想しています。
新型コロナウイルスの影響で厳しい業績になる企業が多い中、ニトリのほか、日用品を扱うホームセンターなどでは業績を伸ばす企業が目立ち、明暗がわかれる形になっています。
-- NHK NEWS WEB