去年１０月から１２月までのＧＤＰ＝国内総生産の改定値は、年率に換算した実質の伸び率で、プラス１．２％となり、先月発表された速報値の段階のプラス１．０％から上方修正されました。
内閣府が発表した去年１０月から１２月までのＧＤＰ＝国内総生産の改定値によりますと、物価の変動を除いた実質の伸び率は、前の３か月と比べてプラス０．３％となりました。
これを年率に換算しますと、プラス１．２％となり、先月発表された速報値の段階のプラス１．０％から上方修正されました。
ＧＤＰがプラスとなるのは、４期連続です。
項目ごとに見ますと、前の３か月に比べて、「企業の設備投資」は、プラス０．９％からプラス２．０％に、ＧＤＰの過半を占める「個人消費」はマイナス０．０１％からプラス０．０４％にそれぞれ上方修正されました。
一方、「住宅投資」は、プラス０．２％からプラス０．１％に、「公共投資」もマイナス１．８％からマイナス２．５％にそれぞれ下方修正されました。
「輸出」は、プラス２．６％で変わりませんでした。
今回の結果について内閣府は「最新の統計を反映させた結果、企業の設備投資がより伸びていたことが明らかになったもので、日本経済が緩やかな回復基調にあることを示している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB
