5日午後、神奈川県箱根町で「箱根駒ヶ岳ロープウェー」が運行中にとまってゴンドラ2台が宙づりの状態になり乗客およそ30人が一時、閉じ込められました。客は救助されけが人はいませんでした。
5日午後2時すぎ、箱根町にある駒ヶ岳で山頂とふもとを結ぶ「箱根駒ヶ岳ロープウェー」が出発後すぐに緊急停止し、2台のゴンドラがふもと側と山頂側の駅舎から20メートルほどの場所でそれぞれ宙づりの状態になりました。
合わせておよそ30人が乗っていて、運営会社が停止していたゴンドラからかごやロープなどを使って乗客を一人一人降ろし、午後4時すぎまでに全員救助したということです。
運営会社によりますとけが人はおらず気分が悪くなった人などもいませんが、山頂近くのゴンドラに乗っていた客や山頂でロープウエーを待っていた人は歩いて下山したということです。
「箱根駒ヶ岳ロープウェー」は芦ノ湖畔と箱根の駒ヶ岳山頂を結ぶ全長およそ1800メートルの観光ロープウエーで、高低差はおよそ600メートルあります。
-- NHK NEWS WEB