茨城県ひたちなか市で、生後1か月の長女に暴行を加え死亡させたとして逮捕された28歳の父親が、調べに対し「長女が泣きやまなかったから殴った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
茨城県ひたちなか市田彦の会社員、小沼勝容疑者(28)はことし7月、ひたちなか市の自宅で、生後1か月だった長女の舞香ちゃんをトイレのドアにたたきつけたり、腹を殴ったりする暴行を加えて死亡させたとして5日、殺人の疑いで逮捕されました。
これまでの調べで、舞香ちゃんが死亡する1週間ほど前から暴行を加えていたとみられ、調べに対し「泣きやまなかったから殴った」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
また「殺すつもりはなかった」とも供述しているということです。
小沼容疑者は舞香ちゃんと24歳の母親との3人暮らしで、調べに対し、母親は「夫の暴行を止められなかった」と話しているということで、警察は詳しいいきさつや当時の生活の実態を調べています。
-- NHK NEWS WEB