大手金融グループのみずほフィナンシャルグループは、社員が希望すれば週休3日や4日の働き方を認める方針を決めました。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、柔軟な働き方を実現する取り組みの一環で、12月からの導入を目指しています。
みずほフィナンシャルグループは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、リモートワークや時差出勤の拡充など働き方の見直しを進めています。
この一環として、社員が希望すれば、週休3日から4日の働き方を新たに認める方針を決めました。
対象になるのは、グループ傘下の銀行や信託銀行、それに証券など6社の正社員およそ4万5000人で、増やした休日を副業や介護、学習などの時間に充てることができるようにします。
ただ基本給は、週休3日の場合は従来の80%程度、週休4日の場合は60%程度になるということです。
会社では、組合側との協議がまとまれば、ことし12月から導入する計画です。
企業の間では、東芝やヤフーなどが週休3日を導入するなど新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに働き方を抜本的に見直す動きが広がっていますが、週休3日以上の本格導入はメガバンクを持つ大手金融グループではみずほが初めてです。
-- NHK NEWS WEB