新型コロナウイルス対策の入国制限措置をめぐり、8日から新たに韓国との間で、ビジネス関係者などの往来が再開します。こうした中、日本航空傘下の格安航空会社「ジップエア」は10月中にも成田空港と韓国のソウルとを結ぶ旅客便の運航を開始する方針です。
政府は入国制限措置の緩和の一環として8日から新たに韓国との間で、出張をはじめとする短期滞在者と駐在員など長期滞在者の双方のビジネス関係者に加え、教育関係者や留学生などを対象に往来を再開させます。
こうした中、日本航空が設立した国際線のLCC=格安航空会社の「ジップエア」は、10月中にも成田空港とソウルとを結ぶ旅客便の運航を開始する方針を決め、8日、認可の申請を韓国の航空当局に行うことが関係者への取材で分かりました。
ジップエアは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてことし5月に予定していた旅客便の就航の延期を余儀なくされ、6月から旅客機を貨物便に転用する形で貨物を輸送する異例の運航を続けてきました。
ジップエアの関係者は「一日も早く乗客を乗せた便を就航したい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB