コンビニ大手3社のことし8月までの半年間の決算はそろって大幅な減益となりました。いくぶん回復傾向にあるものの、依然として新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続いています。
コンビニ大手3社が発表したことし3月から8月までの半年間の決算によりますと、本業のもうけにあたる利益は去年の同じ時期に比べてローソンが54.6%減って166億円、ファミリーマートが30.5%減って321億円、セブンーイレブン・ジャパンが10.7%減って1182億円となりました。
ことし5月までの第1四半期決算と比べると、いずれも減益の幅は縮小しましたが、依然として新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続いています。
ローソンの竹増貞信社長は8日のオンライン会見で「外出自粛や移動制限と、ウィズコロナを意識した活動や消費の活発化が、交互に訪れている状況だ」と述べ、影響が長引くなかで経済活動の再開による需要の回復だけでなく、いわゆる「巣ごもり」需要も取り込める店作りが必要だという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB