脱炭素社会の実現に向け、西村経済再生担当大臣は工場で排出される二酸化炭素を農業に活用する佐賀市の取り組みを視察し、地球温暖化などの対策に力を入れる企業を投資先に選ぶ「グリーン投資」の拡大を促すため、成長戦略のひとつに位置づけたいという考えを示しました。
西村経済再生担当大臣は佐賀市を訪れ、清掃工場でごみを燃やす際に出る二酸化炭素などをきゅうりのハウス栽培に活用している施設を視察しました。
このあと記者団に対し「大変有益なプロジェクトだ。世界が脱炭素化に向かって動き出しており、再生可能エネルギーを活用していくことは、大事なテーマだ」と述べました。
そのうえで「日本は先進的な技術開発力もあり、国内で投資が進むことが大事だ。経済財政諮問会議や新たに設ける『成長戦略会議』で議論し具体的な政策につなげたい」と述べ、地球温暖化などの対策に力を入れる企業を投資先に選ぶ「グリーン投資」の拡大を促すため、成長戦略のひとつに位置づけたいという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB