織田信長がデザインされ、商品を購入すると「いざ出陣」などと話しかけてくる自動販売機が、滋賀県近江八幡市に登場しました。
自動販売機は、織田信長が今の近江八幡市に安土城を築いてから6年後に450年となるのに合わせて、大手飲料メーカーと協力して設置しました。
かっちゅう姿の織田信長がデザインされ、お金を入れると信長のような戦国武将のセリフで「どれを所望であるか、選ぶがよい」といった声が流れます。
そして、缶コーヒーやお茶などの購入ボタンを押すと「いざ出陣」、「こたびの活躍、大儀であった」と話しかけてきます。
14日、JR安土駅前で行われた式典にはセリフを担当した織田信長にふんしたかっちゅう姿の武将も参加し、関係者とともに自動販売機にお金を投入して信長風のセリフを楽しんでいました。
この自動販売機は今後3年間、近江八幡市安土町内の4か所に設置されるということです。
近江八幡市安土未来づくり課の川嶋嘉治課長は「安土城築城450年を前に地域が盛り上がるきっかけにしていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB