ドライバーの高齢化などで人手不足が深刻な運送業への就職を考えてもらおうと、トラックやバスの運転を実際に体験してもらうイベントが鳥取市で開かれました。
このイベントは、鳥取商工会議所などでつくる団体が自動車教習所で開き、12人が参加しました。
はじめに運送会社やバス会社などの担当者が仕事の魅力や必要な資格について紹介し、一部の参加者が詳しい業務内容や待遇を個別に確認していました。
その後、教習所のコースに移動し、教官の指導を受けながらトラックやバスを実際に運転しました。
参加した20代の会社員の女性は「バスの運転は初めてで、とても楽しかったです。単に運転するだけではなく観光案内をするなど、いろいろな業務があることがわかりました」と話していました。
鳥取商工会議所運送業小委員会の涌本知彦委員長は、「運送業は世の中の役に立つなくてはならない仕事なので、若者に就職してもらえるよう工夫していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB