民間の調査会社が行う都道府県の魅力度ランキングで全国最下位を脱出した茨城県で、県の新たな魅力を紹介するガイドブックが制作されることになり、住民らが紹介したい観光スポットについて意見を出し合いました。
茨城県は、民間の調査会社が今月14日に発表した都道府県の魅力度ランキングで8年ぶりに全国最下位を脱出しました。
こうした中、出版などを手がける東京の企業が茨城の新たな魅力を紹介するガイドブックを制作することになり、17日は県内に住む人など、およそ40人が水戸市に集まって掲載したい観光スポットを話し合いました。
参加者たちは、きれいなガラス張りで海を望むこともできるJR日立駅の駅舎や酒蔵で絶品のそばとクラフトビールを楽しむことができる那珂市のレストランなどを候補に挙げていました。
ガイドブックは17日の意見をもとに編集スタッフが県内各地で取材を行い、来年の2月に出版される予定です。
神藤秀人編集長は「茨城県内の観光地の紹介だけでなくそれぞれの土地ごとの文化も伝えられるようなガイドブックにしたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB