週明け19日のニューヨーク株式市場は、景気の先行きへの不安が強まり、ダウ平均株価は400ドルを超える大幅な値下がりになりました。
19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて410ドル89セント安い、2万8195ドル42セントでした。
新型コロナウイルスの感染拡大に対応した追加の経済対策への期待が根強くある中、この日は、トランプ政権と野党・民主党の調整が進んでいないとして、景気の先行きへの不安が強まり、取り引き終了にかけて大きく値下がりしました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も値下がりし、こちらは、5日続けての下落となりました。
市場関係者は、「経済対策をめぐる与野党の調整の不調とともに、新型ウイルスの感染が再び拡大していることも、先行きの不透明感につながっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB