ヨーロッパのパリ市場などで19日、システムトラブルが発生して株式などの取り引きが一時、できなくなりました。
フランスのパリ市場をはじめ、オランダやベルギーなどの証券取引所を運営する「ユーロネクスト」によりますと、現地の19日午前、システムトラブルが発生してすべての取り引きができなくなりました。
現在は、原因が判明して修復が終わったとしていて、取り引きは再開されました。
これについてロイター通信は3時間以上、取り引きができなくなり、株式のほかデリバティブと呼ばれる金融商品などの売買にも影響が広がったと伝えています。
一方、ロンドン市場やドイツのフランクフルト市場は通常どおり取り引きが行われています。
金融市場のシステムトラブルは今月、東京証券取引所でも発生し売買が終日停止となる事態が起きています。
-- NHK NEWS WEB