東京都は、23日、都内で新たに186人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認されていた40代と50代、それに70代の男性合わせて3人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は、23日都内で新たに10代から90代までの男女合わせて186人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日の感染の確認が100人以上となるのは4日連続です。
年代別では、
▽10代が8人、
▽20代が50人、
▽30代が28人、
▽40代が36人、
▽50代が27人、
▽60代が12人、
▽70代が12人、
▽80代が8人、
▽90代が5人です。
186人のうち、およそ40%にあたる75人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ60%の111人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
濃厚接触者の内訳は、職場内が24人と最も多く、次いで家庭内が22人、施設内が14人、会食が6人などとなっています。
このうち、職場内には、千葉県船橋市の物流倉庫会社「デイリートランスポート」の従業員15人が含まれています。
都内の医療機関に検体が持ち込まれて感染が確認され、都に報告があったということで、この物流倉庫ではクラスターが発生したとみられています。
このほか、施設内では、同じデイサービスを利用していた70代から90代の5人の感染が新たに確認され、この施設では合わせて8人になりました。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万9706人になりました。
一方、都の基準で集計した23日時点の重症の患者は22日より1人減って23人でした。
また、都は、感染が確認された40代と50代、それに70代の男性合わせて3人が死亡したことを明らかにしました。
40代と70代の男性はそれぞれ入院していた医療機関で、50代の男性は通院していた診療所で感染したということです。
3人とも基礎疾患があったということです。
これで都内で死亡した人は合わせて445人になりました。
-- NHK NEWS WEB