27日午前、茨城県常陸太田市の住宅で、89歳の男性と59歳の息子が包丁で刺されるなどして、男性が死亡、息子も大けがをする事件があり、警察は市内の警察署に自首した48歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。男は息子が経営する会社の従業員で、警察が詳しいいきさつを調べています。
27日午前8時前、茨城県常陸太田市の住宅で「2人が見知らぬ人に刃物で切りつけられている」と消防に通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、この家に住む根本昇さん(89)と息子でOA機器販売会社を経営する邦雄さん(59)が包丁で刺されるなどしていて、昇さんが死亡、邦雄さんも大けがをしました。
通報からまもなくして男が市内の警察署に自首してきたため、警察は邦雄さんに対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、日立市に住む会社員の関根幸司容疑者(48)で、調べに対し「工具で殴って包丁で刺した」などと供述しているということです。
関根容疑者は邦雄さんが経営する会社に勤めているということで、警察は詳しい動機やいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB