大手銀行の三井住友銀行が、来年4月からコンビニのATMを利用する際の手数料を変更します。利用が多い毎月25日と26日の日中は無料にする一方、それ以外の平日では日中は220円、夜間は330円に引き上げるとしています。
発表によりますと、来年4月5日から、コンビニのATMで預金を引き出す際の手数料は、給料日などで利用が多い毎月25日と26日の午前8時45分から午後6時の日中は無料、それ以外の時間帯は110円にします。
それ以外の日では平日の日中は220円、それ以外の時間帯は330円に引き上げます。
一方、銀行の本店や支店のATMの手数料は変わらず、平日の日中や、毎月25日と26日は無料、夜間や土日などは110円とします。
銀行によりますと、キャッシュレスの普及にともない、ATMの利用件数は去年に比べておよそ2割減っているということで、こうした変化も踏まえ、手数料を見直したとしています。
コンビニのATMの手数料をめぐっては、ことし5月に、大手銀行の三菱UFJ銀行が、毎月25日と月末日の手数料を引き下げた一方で、それ以外の日は引き上げ、見直しの動きが広がっています。
-- NHK NEWS WEB