新型コロナウイルスの影響で子会社のスポーツクラブ「ティップネス」で利用者が大きく減っているとして日本テレビホールディングスは、会計上の資産を目減りさせるなど160億円余りの損失を計上すると発表しました。
発表によりますと、日本テレビホールディングスはスポーツクラブ運営の「ティップネス」を完全子会社にしていますが、新型コロナウイルスの影響で一時休業を余儀なくされ、営業を再開したあとも利用者が十分回復していないということです。
このためティップネスの「のれん」と呼ばれる会計上の資産などを目減りさせるほか、スポーツクラブの設備などの会計上の価値も引き下げ、合わせて164億円を特別損失として計上するということです。
会社では、今月5日に発表することし9月までの半年間の中間決算で今回の損失を反映させることにしています。
新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツクラブは一時休業を余儀なくされたところが多く、運営会社の経営にも影響が広がっています。
-- NHK NEWS WEB