4日のヨーロッパの主な株式市場は、アメリカ大統領選挙が激しい競り合いとなっていることを受けて、開票状況をにらみながら売り買いが行われ、方向感を欠く展開が続いています。日本時間の午後8時半時点では、各地で小幅な値上がりとなっています。
日本時間の4日夕方始まった、4日のヨーロッパの主な株式市場は、アメリカの大統領選挙の開票作業が進む中での取り引きとなっています。
トランプ大統領とバイデン前副大統領が激しい競り合いになっていることを受けて、結果の確定まで時間がかかるのではないかという見方から、取り引き開始直後は値下がりしたものの、その後上昇するなど、方向感を欠く展開が続いています。
日本時間の午後8時半時点の主な市場の株価指数は、前日の終値と比べて、
▽パリ市場でおよそ0.4%、
▽ロンドン市場でおよそ0.3%、
▽ドイツのフランクフルト市場でおよそ0.1%と、
いずれも小幅に値上がりしています。
市場関係者は「結果がまだはっきりしないため、前日までに値上がりした株を売って、いったん利益を確定させる投資家が多かったが、その後、開票状況を見ながら買い戻す動きも出てきている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB