5日のヨーロッパの主な株式市場はアメリカの大統領選挙で開票作業が進んでいることなどから先行きへの不透明感が後退し、株価は値上がりしました。
5日のヨーロッパの株式市場は、アメリカの大統領選挙で開票作業が進んでバイデン前副大統領が当選に必要な選挙人の獲得に近づく中、先行きへの不透明感が後退して買い注文が広がりました。
主な市場の株価指数の終値は、前日と比べて
▽ドイツのフランクフルト市場でおよそ1.9%、
▽パリ市場でおよそ1.2%、
▽ロンドン市場でおよそ0.3%、
いずれも値上がりしました。
市場関係者は「投資家はバイデン前副大統領が優勢だと見ていて、先が見えないことへの警戒感は後退している。また、議会上院で共和党が過半数を維持すれば民主党が主張する増税は実現が難しくなるとの受け止めもあり、投資家がリスクをとりやすくなっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB